この写真は、屋内の厨房などに設置されるドレンパンです。板厚0.6ミリの薄板を加工して製作しておりますので、高い溶接技術が要求されます。更にこの製品はその使用用途から漏水が許されません。そこでファイバーレーザー溶接を用いて、漏水が起こらない密閉性を付与することに繋がっております。更にファイバーレーザー溶接を用いることで、溶接後の熱による歪と溶接箇所のビード幅を最小限に抑えることができますので、溶接部位の仕上げ工程が不要となります。この工程は溶接以上に工数がかかりますので、トータルで見るとこの製作方法はコストダウンにも寄与しております。

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