これは車載用の加圧タンクです。この製品は、耐圧性・耐衝撃性が要求されます。そのため確実で精密な溶接加工の必要があります。また軽量化の要望がありましたので、アルミを材質に用いて製作されておりますが、アルミの溶接は非常に難しいため通常高度な溶接技術が要求されます。これらの要求をすべて満足させるためにファイバーレーザー溶接を採用しております。ファイバーレーザー溶接だからこそ実現できる深い溶け込みにより、高い耐圧性を実現する確実で精密な溶接に成功しております。またTIG溶接などに比べてアルミの溶接を容易にかつ低コストで行うことができます。

さらにこの製品はもともと3ピースの部品を溶接して製作しておりましたが、加藤製作所の深絞り加工を活かして、2ピースの部品を溶接して製作できるようにしました。

金属性のタンクについて、お困りごとがありましたら、ぜひ特注筐体製作.comへお気軽にご相談ください。当社の深絞り加工とファイバーレーザー溶接を以って、高い品質と最適なコストで製作を承ります。